信じてるなんて聞きたくなかった。
2001年8月13日 恋愛街で待ち合わせして、喫茶店に行って、ゆっくりして、公園に行って二人でゆっくりして。
久々の休みで一緒に過ごせた。
家に帰ってから、電話して、
で、キミはこう言った。
『あたし、信じてるからね。』
その瞬間、なんかボクは嫌な予感がしたんだ。
信じてる、僕はそんな言葉、使えない。
信じているならなおさら、言わない、言えないよ。
『あなたのことを、信じています。』
それは、束縛の呪文。 その瞬間僕は拘束された。
いつでも自由な、
無邪気な、あなたに。
その直後、キミは浮気した。
バレないとでも思ったのだろうか。 違う。
キミはそんな風には考えない。
思いついたら、まっすぐ。
『なにが悪いの?』 そんな顔してた。
別れよう。 そう言ったら、キミは驚いた顔をした。泣いた。
もう、その時僕は、これ以上、続けられる気がしなかった。
それでも、好きだった。 どうしようもなかった。
コメント